仙骨の調整

 

まずは仙骨を含む骨盤の構成について簡単に説明します。

 

下記の図にあるように、

骨盤は「仙骨(せんこつ)」「腸骨(ちょうこつ)」「恥骨(ちこつ)」「坐骨(ざこつ)」

から構成されています。

 

そして、「腸骨」「恥骨」「坐骨」の三つを合わせて「寛骨(かんこつ)」と呼びます。

 

仙骨の調整は、仰向けに寝て頂いて仙骨を包む様に手を置き、

骨盤の両側(寛骨)を軽く抑えます。  

  

このまま数分待っていると、

仙骨だけが動いて骨盤周辺の靭帯などが徐々に緩んできます。

 

仙骨は人間の身体の土台であり、

ここに歪みがあることが様々な問題の原因となることが多いため、

オステオパシー誇張法の施術は基本的には仙骨の調整から始まります。

 

この施術のときにお客さまからは、

「施術中に身体が温かくなった」「骨盤周辺が伸びる様な感じがした」

などの感想を多く頂いています。

 

また、人によっては過去に怪我をした部位などが、

ぴくぴく、もぞもぞ、と本人の意識に関係なく動き始めることがあり、

この状態が現れるとみなさんとても驚かれます。