不調や痛みの本当の原因

人体の大黒柱とも呼べる脊椎(背骨)は

精妙なバランスで造られています。

 

この背骨のバランスがくずれてしまうと、

筋肉が異常な方向へ引っ張られて

身体全体が歪んでしまいます。

 

歪んだ筋肉に引っ張られることで、

血管やリンパ管や神経など

身体の中にあるさまざまな組織が歪み

それが不調や痛みの原因となります。 

 

筋肉は異常な方向へ引っ張られている状態が続くと

常に緊張状態となってしまい

やがては硬くなり痛みが発生します。
  
血管やリンパ管の歪みは、

血液やリンパ液の流れに異常を引き起こします。

 
血流が悪くなると

身体の末端にある細胞への

酸素と栄養の供給が不十分となり

細胞自体の活動が弱まってしまいます。

  

リンパは主に身体の免疫機構に関係しており

リンパの流れが乱れると

自己免疫力が低下したり

免疫の働きに狂いが生じてしまいます。
  
神経
の経路が歪んで正常な通り道を外れてしまうと

途中にある筋肉などに引っ掛かったり圧迫されたりして

 

脳への神経伝達、脳からの神経の伝達に異常が起き

 

それが痛みやしびれの原因となります。

 


また、人間には脳から脊髄の末端までをおおう

『髄膜』と呼ばれる薄い膜があり、

この中を『脳脊髄液』が循環していますが、

背骨のバランスが崩れるとここにも悪い影響を及ばします。

 

背骨のバランスの異常で発生した髄膜の歪みは、
脳脊髄液の正常な循環を妨げることになり、
それが知らぬ間にストレスとなって身体だけではなく
精神的な問題まで引き起こしてしまうことがあります。

 

筋肉の異常な緊張、各臓器の機能の低下、
自律神経の乱れ、ホルモンバランスの異常、
自己免疫力の低下、そして原因不明と言われるような問題も
髄膜が歪み脳脊髄液の流れに乱れが起きたことが原因
となっている可能性が考えられます。