頸椎は首の骨で1番から7番までありますが、仰向けの状態でまず1番から4番を調整します。
仙骨の調整が終わったあと、そのまま(仰向け)の姿勢で、
首を少し持ち上げて左右に軽く倒して首の動きを調べます。
その結果をもとに左右どちらかの方向に倒していきます。
施術者の力で無理に倒して行くのではなく、
施術を受けている方の頭の重さで自然に倒れる様にしています。
首回りの筋肉が緩んでくると徐々に首が倒れてくるため
「首が勝手に動いて不思議だった」とおっしゃるお客さまもいます。
この方法であれば基本的に痛みを感じることはありません。
ただし、首の状態が良くない方だと稀に痛みが出る場合があるので、
その場合は別な方法で行います。
頸椎の固さは頭痛、目や耳の問題、喘息や手先の痺れにも関係しています。
また、仙骨の調整だけでは取れなかった腰の痛みが、
頸椎の調整後にスッキリ楽になったと言うお客さまもいらっしゃいました。
仙骨と頸椎は密接に関係しているので、
仙骨と頸椎の両方を施術することでより一層の効果が出ます。